ハズすつもりで見たら大当たりー✌︎('ω'✌︎ )
邦題パケが富士サファリパークをパロってんのもアホらしくて好きだなぁ。ホントにホントにホントにホントにゾンビ狩りだぁー♪
ゾンビパンデミック収束後、ゾンビを虐殺するためのとんでもリゾート爆誕。
原題のREZORTってのは洒落が効いてて良いね。
思ったよりお金かかってるし、手抜きせずに作り込まれてて『いや俺どうせB級映画だから』みたいな開き直りもしないでこだわりを尽くした感じが、また愛嬌があって素敵。
いやもちろん、開き直って破茶滅茶な作品も好きですよ。
冒頭のリゾートでの準備期間のワクワク感がたまらんかった🤤
ディズニーランドみたい🤤
ゲーマー君が来ていた服、なんだったんだろうなぁ。その服なんだよって、思わず口に出して突っ込んじゃったよ。好き。
色々とゾンビ映画へのリスペクトも感じるし、何より、ここぞというタイミングで流れる音楽が28日後とバイオハザードで象徴的だった音楽を足して2で割った感じでゾクゾクする。ツボる。
ラストシーンは限られた予算で気合の限りを尽くした屈指の名シーンでしょう。良く頑張った。好き。
また、ただのゾンビ映画というだけでなく、過去のゾンビパンデミックを戦争と呼んだり、難民の存在、戦争の火種となったゾンビのビジネス化など、現代における戦争への問題視もテーマになっており、深イイ映画になっているのかどうかはわからないが意外と練られている映画だなという印象。
あれ?この映画、B級だけど深掘りできんじゃない?!
ゾンビという存在を敵対する存在と置き換え、人類を勝者、ゾンビを敗者として見ると、極端ではあるが戦争がいかに人間性を奪い、そしてその後にいかに人間性が試されるのか、というテーマ性も見えてくる。
襲うことだけに取り憑かれてしまったゾンビという存在の良心はどこへ行くのか。それは子に引き継がれ、きっと新たな希望を生み出す。
そしてその希望は、世界の意識を変えることに繋がるのだから、捨てたもんじゃないと思わせつつ、それでも戦争は終わらない。
つまりこの映画はゾンビテーマパークという老若男女が楽しめるバラエティ映画ですみたいな顔をしながら、戦争の虚しさや悲しさ、そして戦争が生み出す人間のエゴや醜さを巧みに映し出す社会的な作品なのである。
いや、本当にそんな大層な作品なのかは知らんがとりあえず面白かった。
なんでこの映画のレビュー書くのに30分も使ってんだろうなぁ?