リゾートの意義を、ゾンビを憎しみや復讐の対象として位置付けることでのケアの一環としていたり、単なる金持ち連中のお遊戯ないし捌け口としての合法的な殺しの容認だったり、いやゾンビにもまた保障・配慮があって然るべきだとする人権派がいたりと描き出し・・・
しかし綺麗事を並べ立てたところで、目の前に本物のゾンビが現れ襲って来られたらそんなものは何の役にも立たず、誰かに手を汚してもらうか自らが手を汚さなければ死を待つのみで。無関係を装おうともそんなことは一切考慮されない。
そんなこんなで…事件前に声を上げていた人間、事件の最中活躍した人間、事件後声を持つ人間。この辺りの明暗を難民問題に当てはめたいのかな?