いやぁ〜。プレデターらしいバカ汁垂れ流し映画。ザ・バイオレンスアクション！プレデターはこうでなくっちゃね！
基本プロットはプレデターシリーズのアイデンティティを守ってる。強者との対決を望むプレデターがやってきて、腕っ節の強い軍人さんと戦う。このフォーマット。
だが今作はシリーズ物として、過去何度か襲撃を受けているプレデターに対し、人類側がスターゲイザーなる極秘の調査機関を持っているということ。
ナルホド。プレデター戦士×軍人の構図から、世界観を広げプレデター×人類となった訳ね。これはシリーズ化として今後大きく飛躍する可能性が出てきたね。
一方でプレデターと戦うのは犯罪歴のある軍人受刑者たちという、はみ出し者集団。わかってるぅ！これが統率された軍人じゃ面白くないのよね。
これでプレデター×調査機関スターゲイザー×軍人受刑者の三竦み状態。
さらに、主人公の軍人の息子が発達障害だが異常に記憶力が良い。異種交配でより強い遺伝子を求めるプレデターのターゲットになる。なんかスゲー強引だが主人公の戦う理由に、父親として息子を守るためは鉄板ですわな。
しかし、なんとも血生臭い。バッサバサと人が殺されまくってビュービュー血が出る。なかなかのスプラッタぶり。こういう映画は頭悪くて大好物です。
途中捕まえたプレデターを研究所で寝かして置くのだが、目覚めたら簡単に手枷足枷を外され大暴れされちゃう。もっと丈夫にせぇよ！（笑）目覚める事を想定していなかったのか？バカなのか？（笑）
挙げ句の果てに博士たちが押さえつけてみんな殺されちゃう。バカなのか？？？（笑）女の博士にも「君も手伝って」とか言っちゃう。この辺のくだりは酷過ぎる…
ラスト、プレデターの物を確認するシーン。散々異種交配云々と言っていたので、もしかしたらAvPのエイリアンとの交配種が出てくるかなと予想したけど違った。
まさか、ああいう展開になるとはねぇ。今後の広がりに期待しますな。
