このレビューはネタバレを含みます
「"真理は論争のテーマになり得るか"」
「なり得ないのでは?」
「真理が確定した領域は?誰も地球の公転を否定しない。科学には確定した真理がある。他の領域は?歴史。ホロコーストも論争する余地がない。真理の論争と異議を唱えるのは別物。」
「でもどこからが真理なのか」
「そこが問題。結局、真理の存在よりも真理と確定できる基準が問題。真理が確定した領域と信念や信条や信仰を語る領域を区別しなくてはいけません。違いがある。
「芸術の領域も真理を語れない。」
「そう?ホメロスやシェイクスピアの偉大さを疑う?時が確定した真理よ」
「時が間違えることは?」
ここで母親から電話が来て講義終了…
生徒と同じ疑問を抱いたので、(時の流れと共に"真理"が変わることも往々にしてあるのでは?)続きが聞きたかった…
あと黒猫は何かを暗喩していたりしたのかなぁ、、、?