未来よ こんにちはの作品情報・感想・評価

「未来よ こんにちは」に投稿された感想・評価

ジャケの美しさに膝がやられた…。
“ま行”の棚は一番下段だから、もう立ち上がれない状態。心のレフェリーが駆け寄ってカウントを取り出したので、笑う膝に死ぬ気で喝を入れて、なんとかレンタリングポーズをとるのだ!

イザベル・ユペール主演。
哲学教師の夫婦。2人の子供。自分達らしい暮らし。ずっと続くと思っていたけど…。
娘に問い詰められ、夫はあっさり浮気を認めて、全く信じ難い事に新しい女の方を選んだ。
年老いた母の心の不具合がどんどん重くなる。
仕事の雲行きが怪しい。時代とズレてしまった…⁇
主人公ナタリーは全く予期せぬ急な生活の変化に戸惑いながら、自らを慕うかつての教え子ファビアン(ローマン・コリンカ)に誘われ、ド田舎でいろいろ考えながらバカ丁寧に暮らす若者達のコミューンにひとりぼっちのバカンスに訪れます…。

と、ストーリーをべたーっと書いていっても全く意味が無い!!基本的に、現実にありそうな事しか描かれず、映画映えしそうなアクシデンタルな展開は無いし、現実でももう少し冒険するのでは?というくらいに消極的。
…イザベル・ユペールは相変わらずの麗しさ。フランス郊外の長閑な風景も美しい。撮影の的確さにも目を見張ります。…でも具体的な内容の事を言うのが本当に難しい。登場人物は皆、葛藤を噛み殺し、軽はずみな行動を自重しきります。作中語られる芸術家、哲学者の言葉も、物語の何処かにはかかっているのだろうけれど、何処にも上手く待ち針が立てられない…。全体の印象としては“よかった”とは思ってるのだけどねー。うむむ。

完全敗北宣言。今の自分には理解が及びません。そもそも先行きにペンタブラック並みの暗雲しか伺えない自分に、未来はこんにちはするのだろうか?
あ、そう!ブラックといえば、黒猫ちゃんが出ます。準主役ぐらいじゃないかな?個人的には、大人の黒猫が一番好きなので、ナタリー(ユペール)とパンドラ(黒猫)のダブル主演で、脳がとろけましたなー。ネズミを採ってきたパンドラにビックリするサザエさんみたいなユペールが最高でした。いつかまた観たい、と思えると、いいな。

監督の、ミア・ハンセン=ラブさん。“=”ってなんなのだろう。好きなこと書いて良い欄なのかな?勝手にベルサイユ・製麺=カマタマサンプンとか名乗って良いかな?
ぽち

ぽちの感想・評価

2.1
ベルリン映画祭で賞を取っている評価の高い作品のようだが、個人的には退屈だった。

授業中や友人、夫などと交わされる哲学的な会話がインテリぶっていて邪魔。
テーマのメタファーなのかも知れないが理解するのが面倒になるほど喋りまくるのはどうかと思う。

ストーリーはほとんど無い。生きる姿を延々と見せられるのだが、リアルの方が100倍大変で、こんな恵まれた女性の生き方など羨ましいとしか思えないのは私だけか?
riekon

riekonの感想・評価

3.0
主人公は寂しさもあると思うけど
やっと自由になれたと
色々充実して過ごしていましたね
私も50代になってもし独りになったら
どうなんだろう?と思いながら観ました😊
猫と一緒に健康で楽しく過ごせたらいいなぁ😊
I.ユペールみたいな素敵な女性でね☺️
哲学が大好きでそれを教える教師の女性のお話。

好きなことを仕事にできていて、
家族といい距離で暮らしていて、
俗にいう"普通の幸せ"って感じ。

それなのに、
死ぬまで一緒だと思ってた夫と離れ、
面倒とはいっても何だかんだ気にしていた母もいなくなり、
子供はそれぞれ自立している。
急に孤独。

やっと自由になれたとは言っても、
やっぱりそんな前向きでもいられない。

お気に入りの生徒とのつながりも、
やはり年齢を惜しむ場面があり、
あぁやはり1人かと。

人生ってこんなもんだと感じました。

でも子供がいて孫がいて、
生徒たちとか何かたくさん周りに人いるよね。
そう思うと俺みたいに結婚とか全く考えてない人間の未来は…。こわっ。

冷静に未来よこんにちは、って怖いわ。笑
jaja

jajaの感想・評価

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おそらくラスト付近の一連の言葉にこの映画は凝縮されるのだろうと勝手に思った。▼それは「人は欲望があれば幸福でなくても生きていける──」から始まり「何も望まぬ人は不幸だ。(中略)幸福を手に入れるその前が幸福なのだ」と続く(調べてみるとジャン=ジャック・ルソーの小説からの引用のようだ)。一理あると思う。▼だが我々の文化の源である原始仏教では「欲望を捨てろ。欲望があるから苦しむのだ」と説く。ルソーの言葉は欲望を希望と置き換えたらしっくりくるし、まさかシャカも希望を捨てろとは言わないだろう。
むうこ

むうこの感想・評価

3.5
中年の女性の日常。たんたんと。
ショックな事、憂鬱な事はあるけど生きていく。人生でこんな感じなんだろうな。
Hawkwind

Hawkwindの感想・評価

2.0
おフランスのインテリ社会の話。女性主人公は哲学の教師という事で、もはや別世界の出来事という感じ。
今のフランス映画界で一番の売れっ子と思われる、イザベル・ユペールの無理のない自然な演技はなかなかのもの。
ユペールの「女も40を過ぎると生ゴミね」という自虐的なセリフがいい。
前から見たかった作品、ゆったり心地よい感じ、飼い猫のパンドラ🐈がまた良くて好きだなあ。哲学の台詞はとても深かったなぁ。最後はハッピーでとても良かった。
この映画で哲学者のジャン=ジャック・ルソーに興味があるのでこれを機に本とか読んでみようかな。
哲学好きな人にはオススメかも‥?
yosko

yoskoの感想・評価

3.1
イザベルユペール様の作品を追いかけて本作にたどり着きました。公開当時に見逃したので、ようやくといった感じ。

さすがユペール様、強さと弱さとが共存する女性を演じたらピカイチ。人前では立派でパーフェクトに見せるけども、内面には悩みや苦しみを抱えてる姿が印象深い。

ストーリーは日常のシーンの積み重ねだけども、それ以上に訴えかけるパワーを感じさせられる。

停滞した日常に時々観たくなる作品。
kiko

kikoの感想・評価

3.4
子供は独立、母の死、夫は若い彼女が出来熟年離婚。ネガティブなことが身に起こるが淡々と新たな人生へと進むナタリー役のイザベル・ユペールが素敵
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