未来よ こんにちはの作品情報・感想・評価

未来よ こんにちは2016年製作の映画)

L'avenir/Things to Come

上映日:2017年03月25日

製作国:

上映時間:102分

3.6

あらすじ

パリの高校で哲学を教えているナタリーは、教師の夫と独立している二人の子供がいる。年老いた母親の面倒をみながらも充実していた日々。ところがバカンスシーズンを前にして突然、夫から離婚を告げられ、母は他界、仕事も時代の波に乗りきれずと、気づけばおひとり様となっていたナタリー。 果たして彼女の未来はどうなっていくのだろう?

「未来よ こんにちは」に投稿された感想・評価

ほし

ほしの感想・評価

3.5
失えば失うほど身軽になって背筋が伸び、しゃなりしゃなりと歩を進めるユペール。
かがわ

かがわの感想・評価

3.8
母に是非観てもらいたい。思ったよりフランス映画だった。邦題が素晴らしい。終盤のジュリーの幸福についての抜粋がグッときました。良い映画!
Shushu

Shushuの感想・評価

3.0
母と死別、離婚、子供の独立、仕事もうまくいかない。
それでも強く生きていかないといけないんだということが伝わる
Yoshiki

Yoshikiの感想・評価

-
うーん、ストする高校生とか革命夢見て山奥で自給自足の生活する教え子とか哲学者ネームドロップ会話とか、なんか記号的だったなぁ。知的な感じに浸れるってだけだよなぁ。けど公園、山奥、バカンス先でふっと緑、自然を感じさせるのはよかった。
サ

サの感想・評価

5.0
ユペール様!『アスファルト』でも思ったけどなぜ彼女と年下の男子の組み合わせはああも良いのだろう。ただ全体的にカメラの動きが合わず残念。
ひとみ

ひとみの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

10年後、20年後に観ると感じ方が変わりそう。娘さんが病室のベッドで泣いてるシーンで、うーっとなった。
tukahon

tukahonの感想・評価

3.0
可もなく不可もなく。グッバイファーストラブに比べて、(監督の特徴だと思った)演出の繊細さを感じるとこあまりなかった。
KKMX

KKMXの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

孤独をテーマにしているような宣伝文句ですが、テーマは喪失とその回復だと感じました。その回復プロセスが淡々と日常生活を続けて行くといった、真をついたものであったので、なかなかビックリしました。

いろんな切り口のある映画ですが、個人的に注目したのは猫のパンドラとの関係。
ナタリーは猫アレルギーと言っておりながらすぐに猫との愛着関係を形成し、猫なしの人生はありえなくなる。夫と母を喪失した直後のナタリーは明らかに猫を心の支えにしていた。

そんなナタリーが1年後に猫を手放す。しかも晴れ晴れした表情で。ここがこの映画で一番凄いと感じたポイントです。しかもファビアンの部屋を気に入ったと思われるパンドラの意志を尊重して、である。
1年経ってそこまで必要としていなかった側面もあるだろうが、愛着あるペットを、ペットの気持ちを尊重するが故に手放せたのは、ひとえにナタリーが専門にしている哲学が影響していると思われる。ここで描かれる哲学とは小難しいものではなく、人権を尊重する思想のことだ。
それができた理由は、フランスだからなのか、ナタリーだからなのかはわからない。しかし、身近な存在に対して猫であろうが尊重する姿勢こそが、この作品に通底している軸だろう。ナタリーがキツい喪失体験後も淡々と生活を送る事ができたのも、他ならぬ自分を尊重してたからではなかろうか。

一方で、ナタリーは過剰なまでに理性で情動を抑えている人のように見えて、息苦しさを覚えたのも事実。頭でっかちで、無理して突っ張って生きているように思えた。つまり、どっかウソついて生きている。『未来』という原題も、なんだかね。ナタリーは過去を振り返らないから、大地に根ざさずにスタスタと未来に上滑っているだけに思えてしまう。無意識では過去を振り返ってウジウジしたいんじゃないの?
ナタリーみたいに生きると、情動と情動のぶつかり合いのガチンコ勝負ができないんじゃないかな、なんて感じました。浮気した旦那も、ナタリーに対して人間としての手応えの無さを感じていたのでは、とか勘繰ったりして。

ナタリーを通じて描かれているであろう哲学について。人権尊重の姿勢は確かに素晴らしい。一方で、理性の優位を高らかに謳うバランスの悪さも浮き彫りにされているな、と感じました。

ファビアンのコミューン主義も鼻についたし、登場人物たちにはまったくと言って良いほど共鳴できません。なので、映画を観ていた時は正直クソつまんねぇと思ってました。
しかし、実際の所は些細な場面からあれこれ考察することができる大変豊かで魅力ある映画だったと言えます。何度も反芻して楽しめるため、リアルタイムで観ていた時よりも観た後の方が面白かった。
観た時はつまんなくても、結果的に面白いと言える映画もあるんだな、映画は奥の深い文化だな、としみじみ思った次第であります。
2017年4月7日、ヒューマントラスト有楽町にて鑑賞。

「私、おひとり様」という予告編、チラシに書かれた「夫から突然離婚を切り出された妻が…」という程度の知識しか無く、観に行った。
観てみると、だいぶ宣伝とは異なる映画だった。

哲学教師の50歳前後の女性(イザベル・ユペール)が居て、夫と子供達と普通に過ごしている。
女性の母親は精神的に病んでいるようで、夜中でもかまわず頻繁に電話してくる。
この女性教師は、本の監修もしており、売れない本を売ろうとする営業マンに「キャンディみたいな色の装丁で包まないで!」と拒否。
…と、いろいろな事が起こって、中盤に入ってから夫から「好きな人ができた」との話。
どうも、物語展開が地味すぎる。

物語がウヤムヤであるが、凛としたイザベル・ユペールの姿を見るだけの映画になっている気がするが、どうだろうか?

<映倫No.47098>
coru

coruの感想・評価

3.3
タイトル通り、"人間" はみんな未来のことを気にかけて行動している。
未来の解釈は、希望に満ちたもの、不安や不満を含むものと、人それぞれ様々だけれど、少なくとも最後のシーンの主人公からは、未来に向けた、やさしくてあたたかい意志を感じた
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