あぁ イザベル・ユペール
これは彼女のために作られた作品なんじゃないの？ って思うほど
昨年オスカーにノミネートされた”ELLE”よりこちらの方が難しい役どころじゃないかな
高校の哲学教師 順風満帆だった日々
でもある日から一つまた一つ… 人生の歯車が狂ってくる 人生自分の力ではどうにならないことってあるのですね だけれど けっして悲観せず ヤケにならず 全てを受け入れていく彼女
背筋をピーンと立てて カツカツと足早に歩くシーンがやけに多い 少しガニ股 笑
この映画を観ていて心地いいのは押し付けがましくないところ
無理に前を向かせないところ
なんとかやり過ごしていけば また未来への希望も見えてくるさ みたいな 自然体なところ
そして穏やかな余韻
いま観れてよかった
