ジンチキン

ファイナル・カットのジンチキンのレビュー・感想・評価

ファイナル・カット(2012年製作の映画)
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450本にも及ぶ様々な映画たちの名シーンを組み合わせて1本の映画にしちゃうとかいうとんでも映画。

話は男と女が出逢って、恋に落ちていくっていうとてもシンプルなものなんだけど、カットが切り替わるごとに別の映画のシーンに切り替わっていく。
そんなの話として繋がるのかって最初は思ったけど、想像以上に違和感なくスムーズに話は進んでいく。

構成はすごいし、よくこんなの作ったなって思うけど、ちょっとダレるかな。まあでも映画の長い歴史をまさに目で観て感じ取ることができる映画で、自分の知ってる映画のシーンが出てくると結構テンション上がる。

すごい実験的な作品で、扱ってる映画が多すぎて著作権の問題で引っかかるから観れる機会がそうそうないらしい。
今回6/12〜6/25に開催された「EUフィルムデイズ2020」で無料上映されたけど、僕自身気づいたのが25日だったのでギリギリ滑り込んで観れた。
次に観れるのがいつになるかわからないけどもう一回観たいな。