ファイナル・カットの作品情報・感想・評価

「ファイナル・カット」に投稿された感想・評価

450作もの映画を繋ぎ合わせて一本の恋愛映画に仕立て上げた映画。動画サイトにあるような名シーンだけを切り貼りした映像をプロが本気でやった感じ。
何気に『タクシデルミア』『ハックル』等のあの変態監督で驚き。
明らかに作品の嗜好が偏ってるけど『パルプフィクション』『マトリックス』『アメリ』『バックトゥザフューチャー』などの定番名作映画から、パラジャーノフやマカヴェイエフまで幅広く登場。
ちなみに一番印象に残る黄金ペニスはマカヴェイエフの『スウィートムービー』

目まぐるしくカットが移り変わるけどインド映画『恋する輪廻』が長めの尺で入ってたのが嬉しい。
短いのは一瞬、長くても10秒程度だから、全ての映画を当てるのは難しいけどわかったときがめちゃくちゃ気持ち良い。

ストーリー自体は特に面白くないしオチも微妙だけど、こういった映画を観ると映画好きで良かったなとしみじみ思う。
ワンカットだけで映画への想いが溢れる。
horaAya

horaAyaの感想・評価

3.3
様式へのモンタージュ的挑戦?普遍性の象徴?どっちもか。全てが異なるのに感情だけが壁を超越しつながっていく。見えている部分のみ、上部だけでのバトンタッチも散見され、一瞬嫌な展開を予想させつつもしっかりと軌道修正していくから安心して見られる。でも正直ダレる。
Cem

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4.0
これはホントのホントに素晴らしい⋈*。映画が好きで心から良かったって思った!これを作った人も凄いな〜感動しちゃう。殆どが知らない作品で如何に自分が名作を観ていないかを知りショックをうけた。
Olga

Olgaの感想・評価

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#EUフィルムデーズ 2020で無料公開。古今東西の映画のいろいろな場面を繋げて作られた壮大なラブストーリー(たぶん)。似たような場面が多いのだなあと思って見始めたものの、そのうち飽きてきて、ちょっと長すぎるのでは?と思いつつ、どんな展開になるのか気になって最後まで観た。エンディングで使われた映画のタイトル(その場面に登場した俳優名含む)と使われた映画音楽が使われた順番でリストアップされて、圧巻。オープニングとエンディングにいちばん感動したかも。
pherim

pherimの感想・評価

4.2
『ファイナル・カット』

ハンガリー発、450本に及ぶ名作の名シーンから編み上がる珠玉の一篇。

ハリウッド名画の奏でる基調を欧州作が彩り、監督出身の旧共産圏や日香印の名作群が転調させる光の万華鏡。映りゆく変幻に、魂が抜けたように浸りきり気づけば84分が過ぎ終幕へ。この病み憑き感、良い。


『ファイナル・カット』は、6月25日まで無料公開中@ EUフィルムデーズ2020。→https://aoyama-theater.jp/p/15474
ちな製作陣にタル・ベーラ。

youtubeにも公式っぽい良画質の掲載が。↓
https://www.youtube.com/watch?v=pSYZ9fMEaDU
tetsu

tetsuの感想・評価

4.9
まもなくオンライン配信が終了する青山シアターの「EUフィルムデーズ2020オンライン」にて鑑賞。(配信はすでに終了しています。泣)

1組の男女が出会い、結ばれ、すれ違い……。
450本の名作映画からシーンを切り取って、1つの映画に繋ぎ合わせた異色の長編映画。

これは、間違いなく、死ぬ間際に観たい映画ベスト1でした。
(というか、もはや、青山シアターのクロージング作品。笑)

『ニュー・シネマ・パラダイス』でキーとして登場した、名作の切れ端を集めたフィルムを長編化したような84分間。

有名どころでも、
・『ラ・シオタ駅への列車の到着』
・『街の灯』
・『メトロポリス』
・『ローマの休日』
・『サウンド・オブ・ミュージック』
・『ブレードランナー』
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
・『タイタニック』
といった名作映画の数々が登場する豪華な作品。(さらには、『白雪姫』、『気狂いピエロ』、『恋する惑星』、『羅生門』などなど、幅広いジャンルからの引用もあり。)

これまでも似たような演出の作品(個人的には「コラージュ映画」と呼んでいる。)は、数本ほど観てきましたが、本作は、その中でも屈指の出来といえる内容。

男女の「出会い」と「別れ」を中心に繋ぎ合わされたシンプルな物語は、数多くの映画に共通する「男女の関係」をより浮き彫りにさせているように思いました。

映画は「記憶の断片」で、映画を観ると同時に過去の鑑賞体験が蘇ってくることがあります。

本作は、そんな意味で、死ぬ間際にもう一度観たい作品だと思いましたし、引用が畳み掛けるクライマックスには、自然と胸が高鳴りました。

(ただ、遊び心に溢れた作品ゆえ、お茶目なラストシーンが、若干、クオリティを下げているように感じました。笑)
ヒチ

ヒチの感想・評価

3.3
映画が積み上げてきた数々の人生に胸がいっぱいになる。リュミエールからパプリカまで名作映画の数々(445本!!)を一つの恋愛物語として繋ぎ合わせるという映画への壮大なラブレター。

でも作品の選定基準が特に感じられないのが少し不満。この手の作品を作るときに一番大事な要素だと思うんだけどな。
450本にも及ぶ様々な映画たちの名シーンを組み合わせて1本の映画にしちゃうとかいうとんでも映画。

話は男と女が出逢って、恋に落ちていくっていうとてもシンプルなものなんだけど、カットが切り替わるごとに別の映画のシーンに切り替わっていく。
そんなの話として繋がるのかって最初は思ったけど、想像以上に違和感なくスムーズに話は進んでいく。

構成はすごいし、よくこんなの作ったなって思うけど、ちょっとダレるかな。まあでも映画の長い歴史をまさに目で観て感じ取ることができる映画で、自分の知ってる映画のシーンが出てくると結構テンション上がる。

すごい実験的な作品で、扱ってる映画が多すぎて著作権の問題で引っかかるから観れる機会がそうそうないらしい。
今回6/12〜6/25に開催された「EUフィルムデイズ2020」で無料上映されたけど、僕自身気づいたのが25日だったのでギリギリ滑り込んで観れた。
次に観れるのがいつになるかわからないけどもう一回観たいな。
Kento

Kentoの感想・評価

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様々な映画のシーンをつなげた
コンセプトは面白いですが

自分には作品としての面白さはわからず
最後まで観る事が出来ませんでした
(今後も観ることは出来ないかもしれません)

知っている作品が多ければ多い程
楽しめそうです

作品としての価値は高いのだと思います

2020年 8月5日 追記

邦画で"カツベン"という作品を観て
本作と似たような事をやっていたので
改めて本作に興味が出てきました

次回観る事が出来るのはいつになるか
わかりませんが

色々な作品を観て
楽しみに待ちたいと思います
蹂躙

蹂躙の感想・評価

3.3
途中までとてもつまらなかったが、最後の20分は面白かった。走るモンタージュ見てて楽しい。

すごく音楽センスがないと思った。

おそらく素材ありきで作ってて、話に必然性がない。逆に、映画にはこういう素材が多い、ということに気付かされた。女を見る男、手紙を読む女、不穏な電話、風呂に入る女、喧嘩する男、バーで飲む寂しい男、ショーパブとか。

とりあえずすごくリンチが好きなのは伝わった。

あと、あの最近総スカンされてるNY大好きな監督とかイタリアの監督の問題になったあのシーンを使っていることからもわかるように、ひたすら「男と女」の話だった。仕事をする男、家事をする女、男を殴る女のモンタージュを大量にするなら少し批判意識を持ってやってくれないか。「素材がたくさんあったから」じゃないんだよね。黒人が極端に少ないのもきになる。

sexのモンタージュで、まるっきりavカットがあったが、あれはavだよね笑笑あと金色のブツがモザイクなしで目に飛び込んできたんだが、ファイトクラブですか?笑笑

赤ちゃんがスターチャイルドなのわろた笑笑

なんかこだわりのない優等生映画オタクが作ったような映画、なんか性格良さそう。シネフィル映画と娯楽映画ちょうどいいバランスなのが優等生っぽい。オープニングもダサいし。
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