透明人間というキャラクター自体が
一般的に知られた有名なキャラなのにも関わらず
これだけ才気走った作品に作り上げられてるのがまずすごい。
目に見えないモンスターは本物に存在するのか
それとも精神が作り上げた架空の存在なのか
このアイディアだけでも結構なものなのに
さらにそこに抑圧される女性の自立
いわばウーマンパワームービーとしての側面
さらに世界的潮流のあのシリーズとしての側面
色んな要素が組み合わさった非常によくできた作品だと思う。
もちろんハリウッドの中では低予算映画だから
一部チープに見えるシーンもあるものの
この斬新さは一級品だと感じる。
下手にダークシネマティックユニバースとか
そういうユニバース化しないことが本当にうまいことハマった。
（「マミー」なんてあんだけ金かけてあの出来だから本当によかった）
