前作“トレインスポッティング”がレントンのお話であるなら、本作はスパッドとベグビーの物語。
20年ぶりに故郷に訪れたレントンは、街の変わり様に驚きながらも、かつての仲間達に会いに行く。
突如現れた彼に対する反応は決して温かいものではない。かつての遺恨がまだ根強く残っているが、レントンとシックボーイことサイモンは新しいビジネスを始めようとするのだが…
前作が完全にレントンの主観から語られる物語だったが、今回はレントン、スパッド、ベグビー、サイモンそれぞれの観点から見れる作品だった。と思う。
詳しい内容はネタバレになるので省くが、スパッドとベグビーは自分の現実を受け入れ、そのうえで前に進む道を選べたんじゃないだろうか。
まあ、進んだ未来がどんな光景かは別として…。
ラストシーンはハッピーエンドかバッドエンドかは観る人によってハッキリ分かれる作品だと思う。
あと男は結局、美人に弱い。