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インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのblackkazoomaのレビュー・感想・評価

3.2
『インディ』シリーズはいちおう全て鑑賞済み。

監督がスピルバーグでなくジェームズ・マンゴールドになった点、ハリソンが高齢である点、前評判がそれほど高くない点からハードルを下げ気味で鑑賞。

うーん、長い・・・眠い・・・

タイトルにもなっている「運命のダイヤル」を求めてインディが世界各地で「宝探し」や、追手との争奪戦なんかが繰り広げられるわけですが、一つ一つのエピソードがしっかりたっぷり描かれるため途中で飽きてきちゃうんですよね。

もうちょっと各エピソードの尺を短くしてテンポよく話を進めていけば集中力を持続できたんじゃないだろうか。

初期三作にあったような「そんな方法で危機を脱したか!」、「そんなカラクリで謎が解けたか!」みたいな観てる側が感心するようなインディが機転を利かせるアイデアがほとんどなかったのは残念。

各キャラクターもそんなに魅力はなかったかな。

老人インディに無理に「若々しいアクション」をさせるより、逆にヨボヨボアクションで笑わせたりしたほうが面白かったんじゃないだろうか。


やはり初期三作は良く出来てたなと遠い目で思ってしまうのでした~


◆雑記
・「予告でみたあのシーンがまだだから次はアレだな」とか予想できちゃうので予告は見ないで鑑賞したほうがいいかも。
・冒頭の大戦時代のエピソードは「ディエイジング」という役者の見た目を若返らせる技術が使われているわけなんですが、まったく違和感なくて感心しました。
・なんとなく作品のテイストが『スターウォーズ』のシークエルみたいになっちゃってるのがディズニーの影響を感じざるを得ない。
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