このレビューはネタバレを含みます
いろいろと上手くフラグをいたるところに残してるのに全く生かさないままタイムトラベルも活かせず結末すら用意せず、今後の作品の道筋すら作らず、新世代のバトンもタッチしないすべての期待をことごとく裏切る脚本だけが悪い
演者や演出などは素晴らしくインディー・ジョーンズらしさもちゃんと取り込めているのに本当に脚本だけがダメ
ここまでいろんな布石打ったのに全部利用しないって逆に難しいだろ
シーンだけを構想して無理やり繋いでもここまで酷くならないぞ？
例えば、マッツ・ミケルセンが常に未来を行くが時々過去に戻るなどのセリフはとても上手いフラグだと思ったんですよ
マッツ・ミケルセン一行は尽くインディ一行をどういうわけか見失っても追ってきますし、過去ドイツ編でもなぜ数学者(物理学者)があの盗掘をしているのかなどいろんなフラグがあったんですよ
でもすべてを無視した！すごすぎる！なんでこんなに面白そうなフラグ全部折れるの！？
新たな同行者の少年の麦わら帽子を笑われて麦わら帽子を落としてそれをインディが見て追いかけるシーンも
インディ2世は麦わら帽子もしくはカウボーイハットを受け継ぐんだなって思ったらそのシーンもすべて無視
全く生かさない
まぁまぁそこまではいいけど過去に飛んで突然出血多量のせいか妄言を言い始めるインディ
いい感じに元の時間軸に戻るキッカケがあるのかな？と思ったらあれだよ
えぇ…そこまで引っ張ってきた家族への想いはどこへ行ったんだよ…
そして良く分からんけど良いオチ風にしてるけどインディめっちゃ指名手配されてるからね？
冤罪もたぶん晴れてないし合衆国としては何かしらでケジメを市民に見せつけないとあんなに盛り上がってる月の話題を壊されたの許すわけ無いじゃん
終わり良ければ全て良しとかそんなレベルでなくなにも解決してないどころか悪化の一途を辿って謎の終わり方しただけだからね？
脚本家は何を見せたかったの？テーマはなによこれ？
ひど過ぎるを飛び越えて何を表現したかったのかが分からなすぎて混乱してますよ私
