KIMプラモスキー

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのKIMプラモスキーのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

Dolby atmosにて鑑賞。
前作4作品鑑賞済み。
結構評判良さそうなので、好きな方には申し訳ないですが。



正直面白くなかった。
もちろん、良いところもありましたけど。

とりあえず長い!

そして、新バディ組が魅力に欠ける&言行不一致で理解しづらい。
金の為キャラから、いい人転換なのでしょうけど、2人わざわざ入れる必要あったかなぁ。ヘレナ1人でも充分だったと思うし、
テディは薄らヒゲのせいで子どもポジションとして微妙だし、ピンチ対応装置でしかない。
わりとここが一番気に入って無いです。

最初からいくと、
パラマウントロゴからの流れが無い。残念。
若き日列車バトル長い。ここテンポもっと詰められた気がするし、敵役はマッツでよかったのでは?

NY、馬とインディは良かったけど、ケイトとの下りダラダラしてない?シンプルにおじさまー!って入っても良かった気が。
殺人容疑もサスペンス要素にもならず、解決もしてない。結果サプライズおばちゃんは殺されなくても良かった。無駄な尺。

マッツのポジションはフォン・ブラウン辺りなのでしょうけど、CIA入れた事が必ずしもプラスになってなかった気がします。
ここも余計な尺につながるし。
時代的なフックとしてはメイソンのキャラは良かったですが。

モロッコチェイス。
驚くほど盛り上がらない…
地元マフィアとケイトの結婚詐欺話も必要?
オークションを台無しにしただけで追っかけてもいいのでは?

エーゲ海
ウナギ?ウツボの様にも見えましたが。
せっかくの目新しいパニック状況にマッツ組に追いつかれる描写はクド過ぎでは?
海の中で大変!無事船に戻ったら、銃がチャキっとで充分だったと思う。
(船影でバレバレかもですが)
あと人殺されすぎ。

洞窟
これぞインディジョーンズ!的な展開。
虫さんも気持ち悪くていい!

飛行機
ハインケルHe111風?をここで持ってくるのは素晴らしい。
マッツ組はもっと知的に、アメリカに貢献しアポロ計画を成功させたえらい人感をだしてれば、もっと効果的だったと思う。
制服が似合うだけに、もったいない。
テディの伏線はバレバレだったので、驚きは無し。ヘレナが飛行機運転出来る人、で充分

アリストテレス
人は落ちるし飛行機も落ちる。
歴史に介入しすぎ。
ただ、残りたいと言うインディは良かった。
歴史になってもいいと観客も思うもんね。
時代に置いていかれる現代よりも研究して来た世界を目撃したい。
共感とハラハラがパンチ一発で決着するのがとてもいい。

エピローグ
ここもテディは完全にお邪魔虫。
最後にマリオン、サラーが揃うのは嬉しいボーナストラックでした。

私の感想も長い!

追っかけっことご都合展開、だけどテンポがいい!がこのシリーズの特徴だと思ってます。なんとなく見始めて気付けばエンドロールという。
今回は最後という事もあって盛りすぎて、結果テンポを犠牲にしてしまった感が。

観客もそれなりに高齢なので、せめて2時間以内に収めるようまとめて欲しかったです。



息子が不肖の息子過ぎて戦死扱いせざるを得なかったのは仕方ない。
老いをきちんと描いて、泣き言をいいながら追い抜かれる描写も良かった。
そして、長い人生だからこそ後悔ややり直せるならと言う事もある。
インディアナ・ジョーンズjrとして、ハリソン・フォードが演じて来た時間も含めて描いてくれたのは素晴しかったです。

シリーズ各作の解説の入ったパンフは後日購入。復刻版は買えずでした。

長い間ありがとうございました。