はちみつ小町

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのはちみつ小町のネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

本作のインディは生きる希望を失っており、冒険も積極的に出かけて行くというよりは、巻き込まれて参加するという感じ。それが、観客との一体感を生んでいるのだと思う。作品を鑑賞しながら、一緒に冒険している気分を味わえた。

この作品の魅力は何と言っても、脚本だと思う。運命のダイヤルが時空(時代)を超えて行けるものだと思わなかった。アイディアだけなら滑稽だけれど、時空を超えたい理由とか超えた先で「この時代に残りたい」とただを捏ねるインディとか、きちんと”反応”を作っているから、作品として楽しめる。元々インディ・ジョーンズは超現象を作中に描いていたしね。

結局現代に戻って来た訳だけれど、気力と奥さん(マリオン!)を取り戻したら、年老いていても幸せを見つけられるんじゃないかな。