ナツミオ

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのナツミオのレビュー・感想・評価

4.0
TOHOシネマズ二条・IMAXにて鑑賞

時代と共に変わりながらもインディの活躍を見届けたシリーズ最終作‼️
けどシリーズ未見の方でも十分楽しめますよ〜♪♪

原題 『Indiana Jones and the Dial of Destiny』

2023年米作品154分
監督・脚本 ジェームズ・マンゴールド
脚本 ジェズ・バターワース ジョン=ヘンリー・バターワース 
原作 キャラクター創造 ジョージ・ルーカス フィリップ・カウフマン
製作 スティーヴン・スピルバーグ キャスリーン・ケネディ フランク・マーシャル サイモン・エマニュエル 
音楽 ジョン・ウィリアムズ
撮影 フェドン・パパマイケル
出演 ハリソン・フォード フィービー・ウォーラー=ブリッジ アントニオ・バンデラス ジョン・リス=デイヴィス シャウネット・レネー・ウィルソン トーマス・クレッチマン トビー・ジョーンズ ボイド・ホルブルック オリヴィエ・リヒタース イーサン・イシドール マッツ・ミケルセン 

あらすじ(kinenoteより)
考古学者にして冒険家のインディ・ジョーンズ(フォード)が“人類の歴史を変える力”を持つ究極の至宝をめぐり、因縁の宿敵、元ナチスの科学者フォラー(ミケルセン)と全世界を股にかけた争奪戦を繰り広げる。

解説(kinenoteより)
大ヒットメーカー、スティーブン・スピルバーグとジョージ・ルーカスがタッグを組み、主人公インディ・ジョーンズをハリソン・フォードが演じた大人気アドベンチャー・シリーズ『インディ・ジョーンズ』最新作。
製作総指揮を務めるスピルバーグから今作の監督のバトンを受け取ったのは、「LOGAN/ローガン」(17)、「フォードvsフェラーリ」のジェームズ・マンゴールド。巨匠ジョン・ウィリアムズのおなじみのテーマ曲に乗せて、壮大なアクション・アドベンチャーの幕が上がる。


公開1週間後のレイトショーなので客数はまばら。ゆったりと鑑賞できました。
時間的にIMAXしか上映が無かったが、楽しめました。

シリーズ最終作。
シリーズは全て観ているが未レビュー。
ご老体のハリソンのアドベンチャー⁈
を観ても、って思っていたが、観て良かった〜‼️

最初のシーンで若き日のインディ登場‼️
どうやって撮った⁈って釘付けで楽しめた。
お馴染みのテーマ曲が流れると、ワクワクが止まらない♪♪♪

遅まきながら、シリーズを見返したい。
今までの登場人物や、今回新たに出演したメンバーなど楽しい作品。

特に、マッツの悪役は存在感抜群♪♪

しかし”インディ“シリーズは、敵役にナチスが多いですネ〜
ヴィラン組織として描きやすいんですね〜

レイトショーの終わる時間が終電ギリでエンドロールを最後まで観られなかったのが少し心残り…
だが大満足でした〜


蛇足
通常のパンフ(800円)でもこれまでのシリーズ作品を一作毎まとめがあるので、これを見ているとまたシリーズを観たくなる⁇
もう1種類、4倍程するパンフもありましたが中身が気になる⁇





以下、ネタバレあり

【個人的印象のシーン】
・最初にインディが捕えられた城で降ってきた米軍の1t爆弾⁇
不発からの……
いや〜破壊力が小さすぎるでしょ⁇

・ナチスの列車での攻防
射手を失った4連装の対空機関砲が味方兵士を薙ぎ倒す。恐ろしい場面。
『プライベート・ライアン』でも終盤、戦車に取り付いた米兵たちが同様にやられるシーンが、こちらは1門。その4倍な威力。

・インディがアポロ11号のパレードで敵から逃げるために馬で疾走するところ。
時代は違えど、『最後の聖戦』でも乗馬姿は格好良かった〜‼️

・小物類も凝っていて観ていて飽きない。
マッツ演じるフォラーがバンデラスを撃つ拳銃は、ドイツのワルサーPPK。
マッツがヴィラン役で出た007の愛銃でニヤリ。

・モロッコでの輪タク⁇っぽい3輪車でのチェース・シーンは楽しい〜
意外によく走る⁈
チョロQっぽい、見かけによらず、相当、パワーアップしてそう。

・シチリアに向かうフォラー博士らが乗り込むドイツの爆撃機。
見た目は、ハインケルHe111。
ぽいが、尾翼が双尾翼(尾翼が2つ)。
どうも仮想機っぽい。
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』でもアークがナチスに輸送されそうになるシーンで変わったナチスの飛行機、無尾翼機が登場する。見た目はホルテンっぽいがこれも仮想機。
こういうお遊びもオマージュっぽい。

・最後のシラクサのバトルが熱い〜‼️




【忘備録】ネタバレあり注意⚠️
(登場人物)Wikipediaより
・インディアナ・ジョーンズ
Indiana Jones
演 - ハリソン・フォード
主人公。数々の冒険を繰広げた考古学の教授にして無類の冒険家。現在も教鞭は取っているが、生徒たちは冷ややかな態度でまともに授業を受けておらず、さらには世間では月面着陸から帰還した宇宙飛行士たちに注目が集まっており、生徒たちはまるで考古学に興味がなく、序盤でそのまま定年退職を迎えた。
前半の若きインディの映像を使う最新技術って凄い…

・ヘレナ・ショー Helena
演 - フィービー・ウォーラー=ブリッジ
旧友であるバジルの娘でインディが名付け親。金に執着しており、金儲けのためならどんな汚い手段も平気で使い、インディを騙してアンティキティラのダイヤルを盗みだして競売にかけようとした。他国で詐欺で捕まり、違法オークションの主催でもあったが、アンティキティラのダイヤルを狙ったのは父親との確執からである事が判明していく。
インディの代わりに色々なアクションをこなす後継者として活躍を堪能。
最後のパンチは強烈‼️‼️
脚本もこなす才女。

・ユルゲン・フォラー Jürgen Voller
演 - マッツ・ミケルセン
元ナチスのロケット科学者。第二次大戦中にヒトラー命令でロンギヌスの槍を探す任務中にアンティキティラのダイヤルの片割れをたまたま見つけ古代科学の超越した力があることを言及するが、話を聞いていたインディとバジルに奪われしまう。戦後は身分を隠してアメリカでアポロ計画のロケット開発に携わていた。科学に傾倒しており、ヒトラーの求める神秘的な力には懐疑的であった。インディに奪われたダイヤルを巡って、今度はインディとヘレナを相手に壮絶な争奪戦を繰り広げる。ヴェルナー・フォン・ブラウンを元にしたキャラクター。
マッツのVogueインタビュー記事が興味深い。
「悪人というのは善人と表裏一体」

・レナルド Renaldo
演 - アントニオ・バンデラス
インディの旧友で潜水士。
バンデラスのイメージは『エル・マリアッチ』シリーズなので、わからなかった⁈
随分とお年を召されてました。

・サラー Sallah
演 - ジョン・リス=デイヴィス
聖櫃を巡る争奪戦や聖杯探索に協力したインディの友人で、エジプトの発掘屋。中東戦争で犠牲になりかけたところをインディに助けられ現在はアメリカに移住している。

・バジル・ショー Basil Shaw
演 - トビー・ジョーンズ
インディとは旧友であるイギリスの考古学者でヘレナの父親。インディからは“バズ”と呼ばれる[注 1]。序盤のロンギヌスの槍奪還の際にたまたまアンティキティラのダイヤルを手に入れた事で、家庭を顧みないほどダイヤルの研究に取りつかれてのめり込んでしまい、彼を案じるインディの説得でダイヤルをインディに破壊を頼んで託した。その後に死去する。
このクセの強い外観は、『裏切りのサーカス』の印象強い。

・テディ Teddy
演 - イーサン・イシドール
ヘレナの相棒の少年。ストリートチルドレンのスリで、ヘレナからスリを働いたが捕まってしまうも、それ以降パートナーとして一緒に活動する。
映画初出演と思えない活躍。

・クレーバー Klaber
演 - ボイド・ホルブルック
ナチスの残党でフォラーの右腕。メイソンに事を荒らげないよう忠告を受けるが、平気で無視して平然と人殺しを行う人物。
簡単に人殺しをする冷徹さ。
ヴィランの鏡⁈

・ウェーバー大佐
演 - トーマス・クレッチマン
フォラーの元上司だったナチスの大佐。ナチスが劣勢になる中でヒトラーから超人的な力を手に入れるためにロンギヌスの槍を探し出す事を命令されており、序盤でインディと対峙する。
この人のドイツ将校役はいつも決まっている。もっと観たかった〜

・メイソン
演 - シャウネット・レネー・ウィルソン
CIAの捜査官で、フォラーのお目付け役として彼らに同行するが、フォラー達がナチスだと知らずに騙されて同行していた。
存在感あり、重要な役柄と思いきや、あっさり退場は残念…

・ハウケ
演 - オリヴィエ・リヒタース
ナチスの残党でフォラーの部下で巨体の男。
007のジョーズみたいな奴でしたネ

・マリオン・レイヴンウッド
演 - カレン・アレン
インディの妻。ある事情からインディとは離婚協議中。
最後のキスシーンが良かった〜
ラスト、インディの干している帽子を取るところは、未来を想像してしまう。

・ポンティマス
演 - マーク・キリーン
紀元前212年のシラキュース包囲時代の兵士。

・アルキメデス
演 - ナセル・メマルツィア
紀元前212年シラクサ出身の天才科学者。
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