とにかく思ったのは、原作漫画もTVアニメも見たことはないけれど神木隆之介は主人公の零という人物に完璧にハマってたんじゃないでしょうか。
その主人公を筆頭に脇役に至るまで役者とキャラクターのハマり方が抜群に良かったです。
『ちはやふる』が“動”の熱さだとしたらこちらは“静”の熱さだったように思います。
原作を知らなくても、さすがに色々端折ってるんだろうなというのを感じてしまうのはしょうがないですが、役者とキャラクターのハマり方やストーリーでグイグイ引き込まれて楽しめました。
将棋のことを対して知らなくても奥の方に触れた気にさせてくれる。
観る前はてっきり将棋が好きでたまらない主人公の話だとばかり思ってましたよ、これから主人公にとって「将棋」というのがどういう存在になっていくのか後編が楽しみですね。