イタリアでは「鋼鉄ジーグ」がとても人気あったんだそうな。そんな鋼鉄ジーグをモチーフとして作られたのが今作。主人公は特殊能力はあるもののスーパーヒーロー映画というよりも人間ドラマが主体である。似たような作品では日本の魔法少女アニメをモチーフとしたスペイン映画「マジカルガール」があったけれども作風はマジカルガールに似ていてドライでハードな作り。ヨーロッパの映画はこういったテイストが多いんだろうか？？
それにしても、こうして日本のコンテンツのファンが世界中にいるのはすごいうれしいことだ。日本人の知らないところでアニメを通して同じ共通体験をしていたとは。
しかもラストのシーンとエンディングは、鋼鉄ジーグを知っている人が見たら思わずハートをギュッと鷲掴みされるような気持ちにさせてくれる。いい作品だ！
