皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグの作品情報・感想・評価・動画配信

『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』に投稿された感想・評価

XXXXX

XXXXXの感想・評価

3.4
イタリア映画が生んだ、カオス極まりないヒーロー映画!

アウトローのエンツォは、警察から逃げている途中で、超能力を身につける。彼は能力を悪用するが、出会った女性が『鋼鉄ジーグ』の熱狂的ファンな事から、彼は正義に目覚めていく。

自分は、この作品を知るまで『鋼鉄ジーグ』すら知らないニワカだったけど、日本アニメが世界に与える影響はすごい!
アニメとの出会いで、自らのクソッタレみたいな人生が、心あるものとして成長し、ヒーローとして昇華するってすごいと思います。
悪役がYouTuberだったりと、今風なエッセンスも!

主人公がスーパーヒーローになっても、ATM襲撃して、ヨーグルトやAVを大量に買うとかセコい!しかもご丁寧にオナ○ー用ローショ○まで買ってる!爆笑🤣
イケメンとは正反対の汚いオッサンなのが、すごいリアル!!

映画としては、展開がモタつく印象で、若干テンションが低く感じたけど、ユニーク極まりない世界観で、イタリア映画の可能性を広げた作品だと思います!
イタリア映画とは思えない、強烈なバイオレンスシーンなど、かなり斬新な作品でした。

近年『愛と銃弾』など、カオスなイタリア映画が生まれてきており、イタリアンニューウェーブから目が離さない!(のではないかと思う😊
イタリア版『キックアス』のようなリアルヒーロー誕生もの。
物語の重要なカギとなる鋼鉄ジーグとは、イタリアでもかつて放送されていた永井豪原作のロボットヒーローアニメのこと。

うーん、ごめんなさい、僕は全然嵌まりませんでした、これ。
まず主人公に全く魅力を感じなかったのが残念ポイントその1。
だって普通のおっさんですやん。
ヒットガールのように主人公をヒーローへと導く天真爛漫ヒロインキャラにも全く魅力を感じなかったのが残念ポイントその2。
だってぶちゃ〇くですやん。
脚本のところどころに破綻があるのがその3。
イタリアの警察無能すぎるっしょ。
そもそも超絶パワーを得るきっかけが安直すぎるのがその4。
川に飛び込んだらそこに放射能入りの液体が混ざっていたからって…。
じゃあ、その川に飛び込んだ人はみんな超人になれるやん!
てか、そこに生息している魚はみんな無敵になって生態系が無茶苦茶になるんじゃない?
そして、そんな得体の知れない物質で汚染された魚が海洋へと進出して漁師の網に引っ掛かり人々の食卓へと提供されでもしたら…。
主人公、ヒーローになるうんぬんよりもまず保健所へと通報しましょう。

と、そこらへんが気になってどうにものめり込めず。
映像的にもそんなにセンスを感じませんでした。
日本の偉大なる漫画作家、永井豪へのリスペクト姿勢に星+0.5!
ジークブリーカーが見れた笑

想像してたよりずっと面白かった!
これ、イタリア映画です。
イタリアで『鋼鉄ジーグ』を観て育った世代の人が撮った作品だそうです。

主人公はローマでコソ泥をしているチンピラなのですが、ひょんな事から鋼の力と体を手に入れます。
ヒロインはというと、ベッドシーンありきのせいか美人ではないし、可憐でもないし、ただただイカれている女です。
主人公も中年のおっちゃんで、貧乏で、全く恰好良くありません。
その彼が彼女のお陰で、薄汚れたローマの街で正義を貫こうと決心するまでの話です。

二人とも誰からも気にされてこなかった底辺の人なので、今作も“ヒーロー物”の筈なのに、凄い侘しさ、悲しさが出ているのです。
粗削りだけど、この設定で、こういうトーンが出せるというのは珍しいです。

そして悪役も、マフィアの下部組織のチンピラなんだけど、こいつの変身後はゴッサムシティのジョーカーを彷彿とさせます。
どっちかというと、主役よりもこの悪役の変身後の方がカッコよかったですw。

70年代のATG制作の作品っぽい風情がありました。
R

Rの感想・評価

3.8
想像以上にエログロだった。
ジーグへのリスペクトが伝わる良い映画だった。イタリア凄い
結構underdogsの映画って感じやった
まあヒーローもんにうまく落とし込めとったんかなとは思った
moechang

moechangの感想・評価

3.5
永井豪のロボ感はなく、むしろデビルマンよりのダークさ。
というより特に鋼鉄ジーグ自体は作中でインスパイアされて名乗ったりする以外関係なく、イタリアでジーグが放送されていた過去があり、そこから来るシーンがあったりの、リスペクト作品だとか何とかをイタリア語の先生から聞いた覚えがあります。

イタリアらしいマフィアの世界をガッツリ使い、撃つは殺すはで結構ハードコア。バイオレンス一直線かと思いきやガッツリ官能的なシーンも入れてきたりと脳ミソが忙しい
ヒーローものかと聞かれればそう
でもいいものかと聞かれればノー
スーパーパワーを持っても世の中のために使おうとなんて思わないで自分の欲のために使うあたりが良い。
チンピラのエンツォと不安定なアレッシアがゆっくり距離を縮めていくのも、愛した女性の願いを汲んで前を向うとするのもずっと不器用で良かった。
ジンガロ役のルカ・マリネッリはずっと目がギラギラしていて最高。後半のはっちゃけぶりも良いもん見たなって感じ。
典型を貫いた変身ヒーロー誕生譚。こんな、邪悪というよりは地獄な味付けで見てみたかったよ!ジーグだけど石ノ森的。いかれてる事に対する哀しさもひしひしひりひり伝わってくる。かっこいい。
なんか……思てたんと違った……『鋼鉄ジーク』をイタリアナイズしたのか〜ってワクワクしながらロボ戦を期待したら普通に人間サイズで「うん……うん?」ってなった。私は『ULTRAMAN』大好きだけど『ウルトラマン』期待して『ULTRAMAN』読んだ人とかはこんな肩透かし食らってたのかな。

映画本編の内容としてはイタリアの暗部をSFを混ぜて描いてたな〜と。美しい街並みの中にはテロと麻薬と近親相姦があって、主人公もアニメのヒーローなんかとはかけ離れてるチンピラで、奇跡が一回起きたくらいじゃ人間変われなくて、殴る音は重いし血は赤黒い映画だった。
でも成り行きで精神病を患った女(鋼鉄ジークがめちゃくちゃ好きで見てないと精神が落ち着かない)と暮らし恋に落ちる事で主人公が司馬宙のようにヒロイックになっていくのはイタリア映画らしいな〜と思ったと同時に、ボーイミーツガールの形だなと思ったな。

B級にしては普通に面白い……んだけど、ロボモノ期待してた分落差でうーん……そんなに……ってなる。最初から鋼鉄ジークと女によって人生が変わる男のSFモノって観ればイイじゃん?ってなるのかもだけど。
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