このレビューはネタバレを含みます
恥ずかしながら『鋼鉄ジーグ』というアニメ知らなかった。永井豪さん原作なのね。この映画のヒロインが『鋼鉄ジーグ』好きというだけで、特に深く内容が絡んでくるわけではなかったけど、イタリア映画と日本アニメの融合、サブカルな感じはなかなかおもしろい。
何かの影響によって突然変異してしまい「力」を手にいれたチンピラのエンツォが、愛する女のため悪にではなく正義の方に力を使うっていうのがこれまたお決まりだけどしびれる！
あのドラム缶のマークは放射性物質っぽかったが、なんであんな浅瀬に…しかもこんなに簡単に突然変異してしまうとしたら、川辺にいる魚たちにも影響を与えてるんじゃないの？そしたら凶暴&巨大化して人々を襲いはじめ…って、途中ハリウッド映画的な想像を膨らませてしまった。
ラスト、ヒロインが編んだ毛糸のマスクが最高にかわいい。ハリウッド映画とは違い、イタリア映画の素朴さというか、手作り感がなんとなく漂う雰囲気にも毛糸の質感が妙に合ってた(笑)
