はじめのバスのシーンに、描こうとしているものが集約されていて、おお〜!となった。ここだけでも完成されてる。
とにかく暗くて重い。
全体の感想として、めっちゃ気分悪いけど、人ってそうなんだよなぁ…と思った。
行いひとつ、ふるまい方ひとつが、見る人受け取る人によって違う評価になる。人々は愚かで、自分の行いが誰かの抜けないトゲになっているかなんて知るよしもない。
人々の顔をしっかり映すシーンがある一方で、間接的に表情が見えるシーンがあったり、物語に合わせてよく表現されてるなぁと思った。画面の作り方好き。
満島ひかりさん好きだから間違いないだろうと選んだのだけど、期待通りの怪演好演!