子供の頃はやりたいことが尽きなくて毎日充実していて、“自分が何のために生きているのか“を探しつづけることが生きるってことなんだろうなと思ってた。
答えを求めてたわけじゃない。何かを成さなければ生きてちゃいけないなんて、考えたことなかった。
いろんなものを見て知って感じて、日々を楽しむことができていたんだと思う。
いま、生活は漫然と同じことの繰り返しで、気持ちが動かなくなってる。
小さい喜びや発見はあるのに。
そんなことに気づかされた。
主人公にすごく共感したし、彼よりひと足先に昔の思いを取り戻してからはもどかしくもなっちゃった。床屋さんの話が明快で良かった!
明日も元気に始められそう。