きくひめ

彼らが本気で編むときは、のきくひめのレビュー・感想・評価

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)
4.8
母親が家出をして置き去りにされるトモ。いつものように叔父であるマキオの所に転がり込むが、そこにはパートナーでありトランスジェンダーのリンコが…3人での生活が始まるんだけど、中心人物たちを取り巻く母親達がそれぞれ個性的で良かった。
リンコのお母さんがとにかくかっちょ良い。
トランスジェンダーの1人息子を娘としてとても愛してる姿が素敵💓中学の時にはブラジャーを買ってあげてオッパイまで作ってあげて。その頃のリンコ、オッパイがないのもそうだけど、学ラン着るのも屈辱だったんじゃないのかなぁ〜。
"母親である前に女なのよ"と家出の理由をいうトモの母親。でもね、母親になるのは選択であって母親になる選択をした時点でそれなりの覚悟は必要なのでは?11歳の子を置いて男のとこに行った時点で失格でしょ⁇
カイの母親のナオミに至っては"あの人たちは変だから、遊んじゃいけません"って💦そして、児童福祉センターに通報!…そして、またもや江口のりこ登場。ホントこの人は色々な所に登場するわ。
108個の煩悩の数のちんこを作ったら燃やして供養し、そしてはれて女になろうとするリンコを手伝うトモとマキオが微笑ましい😍
マキオの性別を超えたリンコへの想いは素敵💓リンコはフミコに言ったように、ラッキー✌️
最初、生田斗真が?って思ったけど、なかなか女性の仕草が板に付いていて、良かった!
日本版"チョコレートドーナツ"だね。
20240414@74
きくひめ

きくひめ