なつみかん

彼らが本気で編むときは、のなつみかんのレビュー・感想・評価

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)
4.0
今作のヒット・フレーズ
〝煩悩・百八(消費税込み)〟
なんか受けました(笑)
(^_^)b

荻上さんならではでしょうね!
(近作でチョコレートドーナツなんかの影響もあったりするのかな?)
LGBTや育児放棄などなどのテーマをよく編み上げたと思います。

見終わって、もう少しそれぞれのキャラ(例えばカイ君やその母)のその後について語られ足り無いようにも思うのですが、
それ以上に考えることが多くある話だったように思います。

男とは、女とは、
何がそれを分けるのでしょうね?

遺伝子という設計図でもって、骨格や性器に差異が生まれ、それで戸籍として区別されるのはわかります。

では言葉使いでしょうか?
女性から日本語を習った外国人男性の言葉はどうでしょう(サンコンさんってオネエ言葉でしたね。)
つい先日、街中で子供を叱る若い母親の言葉使いは、まったく男のヤンキーでした。(ウチの近所って柄悪い ^_^;?)
そのうち、日本語に外国語のように男or女言葉がなくなるのかもしれませんね。
これは社会の慣習によるのだと思います。

ではしぐさでしょうか?
椅子に座って膝をおっぴろげるのか、きちんと閉じるのか、男だからか、女だからか、女が男にそう望むから、男が女にそう求めるから〜
それも社会の慣習なんじゃないのかなぁ〜

じゃぁなんだろう?
性的対象として異性を求めるのか、同性を求めるのか、なのかな?
そこが一番大きい理由の気がしますが〜
ならばそれは何が所以なのかしら?
感情、心なのか・・・?

それが分かれば、苦労はありませんね。
f(^ー^;
まぁ、日常の中でリンコさんのような方とはマキオさんのようにフラットに接したいとは思います。
会ったことないけど・・・

いや、以前なら一度だけ、千葉の田舎の方のオカマバーで!
不思議と皆さんと仲良く飲んでたっけなぁ〜

ほら、ホントに長々と考えちゃったョ (^_^;)
なつみかん

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