うり

彼らが本気で編むときは、のうりのネタバレレビュー・内容・結末

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

おかしくて、面白くて、心底感動した。
最初は、綺麗な女装姿の生田斗真を見るのが結構目当てだったりしたけど、とんでもない。母と娘の、素晴らしい話だった。
重い話かと思っていたけど、所々でおかしくて、綺麗で、丁寧で、笑いながら泣ける、本当に良い映画だと思った。
毛糸で煩悩を作るのは、とても良いアイデアだと思う。3人でちんこを投げるシーンがとても印象的。笑いながら、考えさせられた。
そして、何とも言えない、絶妙なラスト。すごく気に入ってしまって、最高だと思った。
もっと言いたいことがあるけど、キリがない。まだ言葉にし難い感情が残っている。


2021.06.16 追記
2度目の鑑賞。
やっぱり、りんこさんがきれいでかわいい。
母性溢れる姿に胸を打たれる。

最後、ともちゃんにおっぱいを作ってあげたのは、自分が母親にしてもらったことだからなのかな、と思った。
あのおっぱいは、りんこさんがともちゃんの母親だったことの証なんだな。

母としての在り方が分からないともちゃん母も、母の愛を望む強いともちゃんも、母になりたいと言ったりんこさんも、全員幸せになってほしい。

あと、りんこさんがベランダから眺める鯉のぼりのカットが印象的だった。
一つの家族の形が、確かにそこにあったんだな。
うり

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