このレビューはネタバレを含みます
もっと早く観ておくべきだった
最後の包み紙開けたところでもう限界だった、涙が溢れた。てっきりマフラーかセーターだと思っていたら…
あんたのお母さんは時々間違う
という台詞が心に残った
間違ってる!っていう全否定じゃなくて、時々っていう言葉の中に優しさを感じた。小学生のトモちゃんが遣ったことでより残ったのかもしれない。
分かってると思っていたけれど、ふんわりで分かってるつもりだっただけだった。
知っているのと理解しているのは違う…
リンコさんのお母さんのような人ばかりじゃないし、無遠慮な言葉や視線、態度に普段の生活から晒されているのって、相当なストレスだと思った。
自分にはそれが普通のことであるのに。
きっとその人のことを分かってない、知らないからなのかもしれない。話して知ったらきっと自分となんの変わりもないはず。
リンコさんは女子だし、とても可愛いかった。同性としてとても憧れちゃう。
リンコさんの愛情深いところ、丁寧なところ、本当に素敵だったからマキオが好きになった気持ちとてもよく分かる。
トモちゃんとのラストは想像していたけれど、やっぱり切なかった。
トモちゃんがリンコさんに甘えられたように、ママがママになれたらと願う。
そして、
マキオとリンコさんの住んでいる部屋がとても素敵で私の好みどストレートだった。