このレビューはネタバレを含みます
ハリウッド版リメイク作品らしく、人の「欲」を刺激しながらの物語運びだった。
※ミカエルは仕事を受ける際「冤罪を晴らす証拠」を欲しがっていたし、終盤その証拠が不十分だと怒ってもいた。(リメイク前の作品では、ハリエットと自分の繋がりに懐かしさを感じて引き受けている)
※親子の絆と言う点でも、娘が登場し事件の手掛かりを告げている。
※ナチ思想について言及がある。
※他にも、扱う機器を「最新モデル」にしたのは、新しく高性能な物が好きなアメリカらしいと感じた。
作品はダニエル・クレイグとルーニー・マーラの体当たりの演技で魅せるものの、物語の展開を急ぎ過ぎてて動機と犯人という最大の山場が小さくなってしまっていた。