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ドラゴン・タトゥーの女のkura1985のレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
3.5
2時間半の長編ミステリー。飽きずに最後まで観ることができたのは何故だろう?
この映画はアカデミー賞の編集賞を受賞している、全編に渡って主人公ミカエルとヒロインであるリスベット、それぞれのストーリーが時系列に沿って交互に描かれ、時には交差し、時には平行に進んでいる。といった感じ。
二人のストーリーを写すテンポが、映画自体のテンションのアップダウンをうまく後押ししていて、それが観るものから目を離させない仕掛けになっているんじゃないだろうか。

監督のデヴィッド・フィンチャーは、この原作のミステリーではなく二人の関係性に注目して作品を作ったと言っている。これはラブストーリーなんだ、と。
そう言われれば、個人的に納得出来なかったラストシーンにも頷ける。

しかしルーニー・マーラの演じるリスベットって、切なくて寂しくて美しくて、なんかいいですよね。
余談だけどこの映画に登場するバイクがカッコよすぎて、いつか真っ黒のカフェレーサーに乗りたいなぁと思ってましたが、今日バイク買いました。
ボロいGB250ですが、作り上げていくのが楽しみです!
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