手遅れの過去のkissaのネタバレレビュー・内容・結末

5カットの長回し映画。
人が死んでも物語が淡々と進んでいくが、憎悪とか悲壮感とかそういう感情があまり生まれなかった。
主人公があの女性に執着する理由がよく分からなかったが、そういうことか。その種明かしもさらっとしていた。全体の画としては2015年の映画っぽくなく、なぜかとても古く感じた。

ラストの時間軸が本当の最後とは違うこともあって、後味が悪い感じにもならない。不思議な映画。