巨大なレンタル倉庫の中に閉じ込められた人々に怪物の魔の手が…逃げ場を失った人々の決死のサバイバルを描くシチュエーションスリラー。
地下迷宮みたいな巨大な倉庫なのに従業員は少ないし警備員は居ない、役に立たない監視カメラ、倉庫に住めるわでセキュリティがザルでご都合的な設定が続きます。怪物が現れているのに、対決姿勢には行かず何故か人間同士の疑心暗鬼演出。更にはヤツが現れると都合良く落ちる照明だったりとこれを踏まえて良く考えるとおのずと先が見えてしまう…。
怪物対ヒロインの定番のホラースリラーかと思いきや普通では終わらない感じの展開は多少は面白いですが、犯人の目的とか謎のままだし後味悪いし…まさにサイコパス。主役のミーシャ・バートンは久しぶりに見た気がするが華があるし良いと思う。胡散臭い刑事を演じた人は悪役が多い人ですよね？今回もクセのある役ですが、いつもの悪役とは違う意外な一面を見た気がしました。
テンポもは良いし時間が短めなのでサクッと観れるので、暇潰し程度と割り切って観るのが丁度良い映画ですね。結末さえもう少し何とかしてくれればなぁと思います。
