ずっと気になっていた作品。
ジャケットには
『衝撃』×『絶賛』
犯人よりも危険なのは¨彼女¨だった-----
うむ。
面白そうだ。
評価も前知識もなく真っ新な状態で期待して鑑賞。
思ってたのと違った。
これが中盤までの感想。
終わってみると、自分は何を観せられたんだと。
もちろん謳い文句を見ただけで自分が勝手に『そう言う作品』として勝手に期待していたのも悪い。
が。
勘違いする言い回しでもある。
ぼやーっとしてるが『そう言う作品』と言うのは『なぜか分からないが作品性に惹かれ、カリスマ性を持つ主役をベースとした上質なサスペンススリラー』だと。
アホな事にこう言う期待をジャケットの謳い文句から抱いてしまった。
見事な釣られっぷり。
情けない。
フランス映画って僕の考えるフランスのイメージとはだいぶ違いダークな作品が多い。
そんなフランス映画は個人的に好きですが、この作品は好きにはなれないかな、、
基本的に誰にも感情が入らず、淡々と主役の女性を観るだけの作業です。
女性の過去やその思考のバックボーンは語られるもののなぜそう言う行動に出るかと言う理屈にはなっていなく、もう少しキャラクター設定を攻めてもよかったのかなと。
別に作品自体が悪いわけではないが、あまりにも謳い文句とのギャップを感じる作品。
面白いとは言えないが、暇なら観てもいいんじゃない?何も残らないけどね。って。
娯楽性があるわけでもなく芸術性も僕には感じられない。
オススメはしません。