このレビューはネタバレを含みます
おばあさんが12人子どもがいて、そのうち6人を亡くしていて、その6人に寝巻きを買ってあげて、焼いたこと。
大切な犬がお爺さんよりも早くに亡くなってしまったこと。
もう一匹の犬が六匹の子犬を産んだこと。
おじいさんが子犬と戯れたこと。
おじいさんの一番素敵な服を焼いて、あの世に送ってあげたこと。
何度、「死」を「生」を経験していても、
同じじゃなくて、ひとつ一つとの出会いに結び目をしっかりとつけていくこと。
素直に悲しみ、自分の想いをしっかり見送ること。
なによりも、おばあちゃんとおじいちゃんが、子ども心を忘れずにお互いが居るということを本当に感謝しあって生きてることがじーんときた。
雪を投げ合ったり、いたずらしてみたり、
触れていないと眠れなかったり、トイレについていったり。