漫画は未読の状態で行ったので、全然物語の展開がわからないのが余計に楽しかった。
どんでん返しがありつつも、切なさと悲しさがじわじわと伝わるかんじだった。
通過儀礼みたいなところをかんじた。
一度、>>続きを読む
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滋賀県内の映画館で見たので笑い声が聞こえてきたのもよかった。普段身近な平和堂のホップカードとか、「へーいわーどーう」って音楽、鳥のロゴも出てくるし、飛び出し坊やがあんなにも役に立つとは!
身内ネタって>>続きを読む
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よかった!
これが何かしらの(政治的か社会的かおおきなものの)意図があるものなのだとすれば、それは考えないでおこう。
ただ、よかった。
平山さんにとって日々の生活の積み重ねは影の積み重ねなんだろう。>>続きを読む
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息遣いが伝わってきた。
チチャを通じて、人の生と死の循環のようなものを思った。チチャを通じて、幻想に入った時には、きっと死の世界にいるようで。身体の中を通ってきた唾液がチチャになるという点も、排泄物[>>続きを読む
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人は誰しも「悪意」の部分を持っている。
わたしも申し訳なかったなとか日々の生活で迷惑をかけまくって生きていて、時にはもう死にたいと思うくらいに申し訳なくなる「悪意」がある。
そんな思いとどういう風>>続きを読む
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瞬時にお客さんの要望に応えるラーメン屋さんが、日本ならではの空間把握ぽいなあと思った。
フランス料理でのなんとなく解ってる感をだす上司の雰囲気もかなりいい。
スパゲティのくだりも、「お上品であるこ>>続きを読む
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ちょうちょの使い方が印象的だった。
それを死者からの使い、あるいは死者の生まれ変わり、それが偶然に迷い込んだただの蝶ととらえるか。
その場にいた彼らの解釈はきっと異なっていて。
お母さんが「帰ってきた>>続きを読む
ただ素直すぎて、純粋に知りたいことをかんがえずに口に出してしまうあみこ、それに相手をどう感じるか思いやる気持ちがない。「こう見られたい」が全くないあみこがかっこよく、羨ましくも見えつつ、その在り方によ>>続きを読む
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プージェーはわたしと同い年くらいだと思う。馬を乗りこなして、嫌なことは嫌だという、大人と子どもという境目がないようで、欲しいものは「こんぴゅーた」と恥ずかしそうにはにかむ。
動物たちが口をたくさん動>>続きを読む
なぜ、オムニがこう言う考えになって、お兄さんたちを北朝鮮に送ったのか、歴史が個人の人生に大きな影響を与えて、それがまた娘や他の人にも影響していく。
大きな定義の中の歴史というふうに教科書で読むなかには>>続きを読む
うーむ。資料館で見るかんじがした。出演者が有名な分、現代劇と時代劇がうまく重なり合って行くような伏線なんだろうなとかって期待しすぎて、結局がっかりした。もちろん、地図をつくりあげたことは感動したけど。
ほんと、ふたりとも好きだなあ。
ただ好きだからつくる。
ただ好きだから一緒にいる。
「現実」という言葉も2つの方向で考えられるのがおもしろかった。
私の目の前にある景色を大きくしたり小さくしたりできるのは、自分の視点だと気づくと、いっきに自分の顔がなくなって「いまここ」に気づく。>>続きを読む
この主人公の執着はシュールなくらいおかしいけれど、でも同じくらいに実際起こったであろうことも、かなり辛い。
戦争という異常な状況の中では、境界がわからなくなるのかもしれない。
それでも、仲間をその>>続きを読む
「生成の過程がどれほどあやういものか」
軽々しく「つくる」を語るのはできない。
この映画についても、判断してしまえないなと思った。
内藤さんの輪郭を、その人自身を撮ることではなく、間接的に表して>>続きを読む
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また見たいかと聞かれると、びみょー。文化をもののように扱う主人公の彼氏にはゲンナリ。人類学者ってこんなふうに見られるんだなあと、反面教師に。自分を上げるための文化のモノ化はいやだなあ。その相手を深く知>>続きを読む
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おばあさんが12人子どもがいて、そのうち6人を亡くしていて、その6人に寝巻きを買ってあげて、焼いたこと。
大切な犬がお爺さんよりも早くに亡くなってしまったこと。
もう一匹の犬が六匹の子犬を産んだこ>>続きを読む
りあるだーーー
リアルな27歳。
弱さを見せられないフランシスがかわいい。
だけど、もどかしくて、少し「ばか」って言いたくなる。
なんでそこまで意地を張るんだ。
年齢的にもある程度の位置にいるは>>続きを読む