食料用に育てられたスーパーピッグを、そのピッグと育ってきた少女が救おうとする話
とにかくキャラクターの癖が強いし、ストーリーもポンジュノらしく想像しない方にドライブしていく。
企業側が徹底的に悪かというとそうでもなくて、資本主義のもとでどこまでも資本主義的に働くことしかできない姿は哀れさすらある。
いきすぎた資本主義への不信感を意図はしていると思うけど、結論や食肉反対というようなメッセージを打ち出す映画ではないとも思う。
それでも人間は食べる必要があるし、資本主義の中で生きるしかないわけで、そこに目を向けさせるような映画に見えた。
ジェイクギレンホールの動きが際立ちすぎて気が抜けたり怖くなったりする。
2020-10