ゆっこ

花芯のゆっこのネタバレレビュー・内容・結末

花芯(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

評判イマイチだけど結構好きだった。
子宮作家ってすごいレッテルだなと思うけど、この映画を観たらまあそう言われても仕方なしか…

とりあえず安藤政信の色気がものすごい。これは女ウケするやつ🤣笑
私は特に好きなタイプではないけど、こういう男性好きな女の人めちゃくちゃいそう。
林遣都もこんな過激な役やってたのか…😳

映画観てから瀬戸内寂聴さんの不倫の考え方を調べてみたら、「不倫って雷のように落ちてくるんですよね。だから当たったら仕方ない」と話されてた。
すごい開き直り方ではあるんだけど、男と女が出会って親しくなって寝るようになるって理屈とかじゃなくてそんなもんなのかと思ったり。
どこまでが瀬戸内寂聴さんの実体験なんだろ〜?🤔

ただ、園子は越智のこと愛してはなかったよね。
近所の男とも関係を持ってたし、親のために好きでもない男と結婚したから女としての部分が抑圧されてて、越智と出会ったことによってそれが目覚めてしまった。
時代的背景も強そう。
この時代に子供も夫も捨てて生きていくなんて相当な覚悟が必要。
何が彼女をそこまでさせたのかは不明瞭だけど(越智とのことだけではないだろうし)、そういうのを明確に描くのは映画として野暮だと思うのでこういう終わり方で良かったと思う。
後ろ姿が清々しかったわ。。。
ゆっこ

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