「みんな親切だよな、この村の人たち」「それは、あなたが親切にしてるからでしょ」
人に親切にできるって、身を委ねられる安心感とか信頼感が無意識に伝わってるからだろうなぁ。
そんな温かい作品。
市原悦子の遺作とのことですが、それを抜きにしても色々と考えてしまうお話。
帰れる場所や待ってくれている人がいるというのは、生きるうえですごく大切なことかもしれない。
そしておじいちゃんおばあちゃんが精力的に生きている一方、20歳そこらの若者が人生から逃げてばかり。
あと60年逃げ続けて生きるのか?
伊豆見(林遣都)と置かれている状況はかなり違うけれど、ちょっと自分に当てはめて考えてゾッとしました。
2021/14/0