ぼうは、ええ子
自分で大事にしたいと思うもんには、嘘はいけんよ
この言葉に私が泣いた。
市川悦子さんことばあちゃんの声が心地良い。
シゲ爺と山へ行くときに、はじめは全然起きれなかった朝が、そのうち起きて待つようになり、さらにはシゲ爺の迎えが来ないことに苛立ったりするぼうは可愛かった。
ばあちゃんを守るぼうはほんとうにええ子だったし、その時のぼうは危うげで、儚くて、強くて泣けた。
最後のふたりのシーンはもう切なくて、悲しくて、胸がしめつけられた。
林遣都はぼうだったし、ぼうは大事にしたいものが見つかって逃げない事に決めたのも、そばにいる人達の優しさに触れたからだよね。
宮崎の壮大な自然に囲まれて、美しい景色も見ものでした。
とてもとても優しいお話だった。