この日(25日)は、平日の非番でアカデミー授賞式も気になったのですが、休みの日は原則劇場へ...の routine を守り、名画座で「教誨師 (No 42)、2回目」「しゃぼん玉 (No 43)」の二本立て → 劇場を移動して「万引き家族 (No 44)」を３回目の劇場観賞(仏セザール賞を受賞しましたが、オスカーは逃して残念でした😞)してきました👀
期せずして、三人の名優を偲ぶ劇場観賞となりました🙏
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劇場 No 43
名優を偲ぶ、追悼 市原悦子さん
映画での遺作
素晴らしい作品を遺されましたね🎞
通り魔となり女性を襲った青年・伊豆見
彼は逃亡の果てに、宮崎県の椎葉村へたどり着く
逃亡の途中で、バイク事故で負傷していたスマという老女を助けたことから、一人暮らしの彼女の家に居候することになるが...😥
棚田の風景、眼下に広がる雲海☁️
あらゆる物を無条件に受け入れるような自然に、伊豆見の荒んだ心が癒される⛰
「自分が大事にしたいと思う者に嘘はいかん」
「逃げんで立ち向かえ、大切なのは逃げん癖をつけることじゃ」...etc
優しいスマの言葉や、頑固なシゲ爺さんの助言に彼の心はほぐれていく🗣
今の日本に必要なのは、こうした言葉を親身になって言ってくれる人たちの存在でしょう👥
そして、都会暮らしを諦め帰って来た美知と、椎葉平家まつりの準備を通して知り合うことで、伊豆見は否応なしに自分の罪と向き合い、人生をやり直すために大きな決断をすることに...🤭
よく知りませんでしたが、伊豆見を演じる若手俳優・林遣都くんは目で演技ができるいい役者さんですね👀
市原さん演じる慈愛に満ちたスマの言葉に、目の動き一つで答えているような演技が大変印象的でした👁
タイトルの「しゃぼん玉」に込められた意味も、林くんの目の演技があったからこそ、自然に入ってくることができたと思います🎞
