ろまらん

ティエリー・トグルドーの憂鬱のろまらんのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ステファヌブリゼの作品もっと見ようと選んだら、ダルデンヌ風フレンチレアリズムだった。「女の一生」で感じた各シークエンスちょっと長い感は同じく、音楽なしのバリバリ社会派。まじめ。
フランスで働くのも大変、丁寧な言い回しできついこともはっきり言う。ハローワークみたいな所で働いてる人知ってるから、言う人の苦労もわかる。面接の研修でこれでもかって言われてたランドンは気の毒だった。大型スーパーの警備の大変さも興味深い。
弱者が弱者を見張る構図に耐えられなくてキレたティエリー、後は野となれ‥とはいかない現実をみんな知ってるから、いい映画だなと思える良さがあると思う。
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