マンチェスター・バイ・ザ・シーのclementineのレビュー・感想・評価

静かなる秀作
泣いたり、落ち込んだり、そういう内容ではないが
深くずんと心に落ちる作品

ケイシー・アフレックの演技は筆舌に尽くしがたく
葬儀シーンにおけるリーの目線とランディの様子の対比は
屈指のシーンであった

何かが起こったり、特筆すべき表現法があるわけではないが
冒頭５分でぐいと引き付けられる
静的なつくりと、役者の所作を大切にするつくりがうまくかみ合っているおかげだろう

音楽のセレクト、使い方も抜群に良い

今見るべき一作としておすすめしたい

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