Yoshmon

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのYoshmonのレビュー・感想・評価

3.6
思ってたより楽しめた。

特にマクドナルド兄弟の合理性を求める姿勢。いかにスピーディに効率よくお客にサーブ出来るか模索するためにテニスコートに店舗内の配置を書きながらデモンストレーションする現場感覚を掴んでいくところはワクワクした。

本作に取り上げられていたビジネスの世界での食うか食われるかの世界は見ていて気持ちの良いものではないけれど、これはビジネスでは特に珍しい話でもない。

経済人として規模を追求するのも、個人営業として必要以上を求めない充実した働き方も、どちらも間違いではない。
僕自身今は会社に属して働く身だけど、漠然と将来は晴耕雨読な生活にも憧れてるし笑

ただこの2つが衝突した時に勝つのはいつでもカネを多く持つ方。

少し視点を変えてこの作品を観ると、挑戦することに遅いことはないということ。

本題の主人公であるレイ・クロックは50代に入ってからマクドナルドを一からファストフード業界のキングに築き上げた。

昔ながらの日本企業を除く国際ビジネスの世界ではプロスポーツほど極端ではないにせよ、年齢で見切りをつけられることもあり、歳を重ねるにつれ焦りが感じる今日この頃。
けれどもそれも自分がいかに捉えるかによって、答えは変わるもの。

マクドナルドはファストフード業界覇者であり、また世界有数の不動産保有企業という事実は新しい発見。
昔ニューヨークのタイムズスクエアの一角にあるマックに行ったけど、あそこもなのかな。

終わった後、帰り道にマクドナルドではなく自由が丘のCarl's Jrへ。
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