ちゃんしん

ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命のちゃんしんのレビュー・感想・評価

3.3
同じ生命。

戦争はただただ人を不幸にするだけだ。
自分達に降り掛かるかもしれない状況でも、多くのユダヤ人を救った家族。
当時の占領下において、一人でも多くの生命を救ったことは人として凄いこと。
ほとんどの人は自分の身に不幸が降り掛からない限り、悪をも許容してしまうのがほとんどだろう。
自分が係ることの先にとんでもない不幸があったとしても、関係ない、知ったことか、仕方ない...と、見て見ぬ振りをしてしまう。
「自分は何も悪くない、悪いことしてない」 自分自身が見て見ぬ振りをする、加担することにより、その先にある沢山の被害を想像すらしない、出来ない、無責任な人間は多いだろう。
自分自身がその一端を担っていることさえ気にしない世の中に、良い社会など期待するのは無理だ。
みんながみんな、自分が何をしてるのか?
を意識して生きないといけない。

映画は、主人公アントニーナの行動に?が付くのと、緊迫感が足りないので…☆3。
ちゃんしん

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