アントニーナ（ジェシカ・チャステイン）と夫ヤン（ヨハン・ヘルデンベルグ）はワルシャワ動物園を営んでいたが、ドイツ軍の侵攻によってほとんどの動物を失う。やがて彼らはゲットーのユダヤ人たちを地下室に匿い始めるが、アントニーナに好意を寄せる親衛隊将校ヘック（ダニエル・ブリュール）が彼らに疑いを持つようになる。
「スタンドアップ」「マクファーランド 栄光への疾走」のニキ・カーロ監督による伝記作品。
映像化する意義のある題材だし、ジャビンスキ夫妻の勇気には敬意しかない。
ただ、映画としては盛り上がりどころがなかったし、ホロコーストの恐ろしさやナチスの残虐さが伝わるものでもなかったかな。
特に大人の三角関係は要らなかったような…
それでも、さすがジェシカ・チャステイン。彼女がいると華やかさと緊張感が出る。
めくるめく、怒りと絶望と喜びの顔表現が凄い！
