ジャッキーケン

ウォー・ドッグスのジャッキーケンのレビュー・感想・評価

ウォー・ドッグス(2016年製作の映画)
3.7
切っても切れない悪友

戦争はビジネス
本作はトッドフィリップス版「ロードオブウォー」だ
「ハングオーバー!」の監督なだけにちゃんと笑いを持ってくるし個人的にグッときたのが音楽の使い方がすごく良かった
何個かGOTGの曲が流れたのも良かった

突如現れるやたら武器に詳しいジョナヒル
金持ちのマッサージ、起業したところでどん詰まりしかないがビジネスの才能ありのマイルズテラー
この二人が手を組み米国の汚い戦争ビジネスに加担していく
おっと、これどっかの映画と似た展開だな
「バリーシール」だ!
中東色のある「バリーシール」が本作だ

ジョナヒル出演の「ウルフオブウォールストリート」然り「バリーシール」然り何気ない一般ピーポーが一攫千金荒稼ぎのお約束展開はトッドフィリップスがここぞとばかりに盛り上げてくれる

トッドフィリップスの悪友ブラッドリークーパーの大物感

そこは本作における悪友
手のひら返し展開であっと言わせる
やられたよ特に最後

ジョナヒルの甲高い笑い声が印象に残る

中東における米軍の圧倒的信頼感

トッドフィリップスのスパイスが絶妙に効いてる実話映画