野村萬斎の演技はすごい。顔面の表情筋をあんなに巧みに動かせられる人はそういないし、もう動かしすぎて野村萬斎がコロッケにしか見えないときもあった。悪口じゃないよ。それくらい野村さん演じる専攻の表情が豊かに、くるくる変わるということ！
内容的には中途半端な時代物特有のダサさや観ていてこっぱずかしいところは多々あったけど(高橋克実の演技力……？)、この毒にも薬にもならないところが好きな人はいるかもしれない。
でも終盤にかけていい感じで纏めていってたのに最後の演出は蛇足だったな。事務所の力か……？(邪推)
