今作は、ディザスター映画です
内容は、ノルウェーのガイランゲルフィヨルドは世界遺産にも認定された著名な観光地だが、過去に山崩れによる大津波が発生した場所でもあった。ある日、大規模な岩山崩落の前兆が感知され、緊急避難警報が発令される。地質学者のクリスチャンは、津波が町に到達するまでの10分間で家族を連れて避難しようとするが……というもの。
全員を救うことはできない、家族を助けるためなら他人を見捨てる、こういう場面にリアリティがありました。安全な状況下で映画を見て判断している私たちと、画面内で津波の被害に遭っている人たちとでは冷静さや判断力が違うのは当然です。母が家族を助けるためにおじさんを溺れさせましたが、自分がこの母の立場なら同じ行動を取るかもしれません🤔
また、警報ボタンを押す場面も、間違った場合の責任などを考えると躊躇うのも分かります。個人的にはそれぞれのキャラの行動に共感できましたね。あくまでも原因は津波であって、人が死ぬのは誰のせいでもありません。こんな状況で冷静に判断できる人の方が少ないと思います。
今作の見どころとなる高さ80mの津波は迫力がありましたね。あんなのに飲み込まれたら死しかないです...。ただ、津波が街を飲み込む様子や建物を破壊していく場面をもう少し見せてもらえると、津波の怖さがより増えていいと思いました😌
続編もあるようなので見てみます🤗
