老舗パスタ会社を経営するカントーネ一家の次男トンマーゾは兄の社長就任祝いで帰郷する。
お祝いの前夜、兄のアントニオに自分は作家になりたいという事とゲイであること、祝いの席でそのことを告白することを打ち明ける。
そして当日告白しようとしたトンマーゾを遮り兄のアントニオが自分はゲイであることを告白したことで大騒動となるお話。
主演のトンマーゾを演じた リッカルド・スカマルチョはジョン・ウィックチャプター２のサンティーノ・ダントニオ役が印象深い俳優さん。
コミュニティが望む自分と本当の自分との狭間に悩む青年を見事に演じていました。
本作はトンマーゾだけでなく彼をとりまく家族にもさまざまな悩みがあったりと群像劇となっています。
特に裏の主人公のお祖母ちゃんは聡明で素敵な人でした。
