スズッキーズ

ウインド・リバーのスズッキーズのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
3.4
真っ直ぐなサスペンスドラマ というべきか。

決して胸糞やどんでん返し系ではありません


ネイティブアメリカンを土壌にしたドラマ、大して数をみたわけでないが
そうである事でただの殺人事件がそうではなくなるちょっとひねるが加わる面白さに釘付けでした

被害者となった娘の父親役が
ほんの数シーンしか出てこないにも関わらず存在感を醸し出す点が良い
初登場シーンで、よそ者に何がわかるオーラ全開でFBIのジェーンとの会話の直後、
主演のジェレミー・レナー演じるコリーが訪問してきて、言葉なく泣き崩れるシーン、
それ以降の数カットだけで2人とジェーン、ベン警部のセリフが全くないのに全員のそれぞれの心情がビンビン伝わる、わたくし的勝手に名シーン認定。
ここは泣けました。