焼き

ウインド・リバーの焼きのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
3.4
この監督、底なし沼が大好きみたいで、ボーダーラインの脚本もやっていたんですね。
砂漠と雪山、メキシカンとインディアン、ちょっととぼけた女性FBI。重苦しさも似てる。ただし、抗う主人公たちを描いたあたり、まだ救いのある終わり方だったかなと。

家畜に手を出した子育て中のピューマと、ネイティブアメリカンの人々が重なるように見えるが、あの親子は見逃されたのだろうか。
「ここには運なんてものはない、生き残る力があるかどうかだ」
コーマック・マッカーシーみたいなテイスト。

もっとどんよりしてでも良かったけど満足。
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