やっちん

ウインド・リバーのやっちんのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
3.8
荒涼たる静寂に包まれた雪原で繰り広げられるアメリカ原住民のいわば抑圧されたマイノリティー達の間で起こった傷ましいレイブ事件を抑制的な色調ながらもサスペンスタッチで終始緊張感を保ちながら最後まで画面に惹きつけられた。
主演ジェレミーレナーの表情の少ない内省的な演技がこの映画をより引き締めている。
アメリカのある意味恥部を晒しているようであり、果たして日本では…という思いに鑑賞中つい駆られてしまった。
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