映画侍

ウインド・リバーの映画侍のレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
4.1
絶賛されていたこの映画、今年中に観なければと思いTSUTAYAでレンタル

ネイティブアメリカンの保留地、ウィンドリバーで見つかった死体がきっかけで明らかになるアメリカの闇
こんなシビアな内容を観客が楽しむようにクライムサスペンスに仕上げるって凄い
ネイチャー番組で見る雪景色とは同じ景色なのに全く異なる印象を抱かせる撮影法、辛い過去を持っているにもかかわらず、それでも他のものに手を差し伸べるコリー演じるジェレミーレナー。
あの冷静沈着に見えて、内には悲しみを秘めていると見てわかる演技をするジェレミーレナーに脱帽した、最後の緊迫した銃撃シーンも含めて本当にかっこいい

ただ自分が知らないだけで世界には恐らくこんな場所がごまんとあり、多くの人が亡くなっているのだと思う。映画を観ただけで、"差別"があーだこうだ言う資格はないと思うが、自分の知らない世界を知ることはとても重要なことで、映画の力を改めて感じられた
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